潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎の定期受診まとめ

潰瘍性大腸炎の定期受診が終わったので、結果をまとめておきます。前回受けた血液検査の結果も出ていましたが、特に問題ないとの事でした。

1.受診前

まず受け付けを終えると、血圧と体重測定です。

血圧は上が135mmHg下が65mmHgで上がいつもより高めでした。夜勤明けで真っ直ぐ病院に行ったため、高めだったと思います。

体重は69.5kgで3ヶ月前の前回受診より1kg増えていました。先週スキーに行って食べ過ぎたのが効いていたようです。

どちらも許容範囲だと思います。

2.受診

血圧と体重測定が終わると、いよいよ受診です。

お腹の調子とお通じの回数を聞かれますが、特に変わりなく1日2〜3回で下る事もほとんどありません。

問診の後が触診です。ベッドに横になってお腹をあちこち押されますが、特に痛みもなく異常はないようでした。

その後、前回受診時に受けた採血の結果を聞きましたが、特に問題ナシとのこと。

帰宅後に良く見直すと、2ヶ所正常範囲から外れていました。白血球数が下限以下の3100μl、白血球像の内のMonoが上限以上の8.4%です。

白血球数はアサコールの服用で減少するので、薬が効いていると言えるでしょう。

monoは体に異常があると高い数値になるようです。まあ潰瘍性大腸炎を持っているので、高くてもおかしくないと思います。ただ、上限8%に対して8.4%なのでもう少し様子を見ようと思います。

3.採血

問診が終わると採血でした。

僕はどうも注射やとんがった物に弱いようで、過去に献血の途中で失神したり、鍼治療で倒れたりしています。なので、いつもベッドに寝て採血してもらいます。

今日は針を刺すときよりも、抜くときのほうが痛かったです。でも、無事失神することなく採血は終了しました。

4.まとめ

血液検査では、正常範囲から外れているものもありましたが、特に問題ないと言われました。問診と触診からも現状維持で悪化している様子はありません。一安心です。

内視鏡検査はもう少し先のようで、次回受診は5月の予定です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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潰瘍性大腸炎の定期受診前まとめ

今週末、潰瘍性大腸炎(UC)の定期受診なので、今の状態をまとめてみました。

1.服薬状況

薬(アサコール)は昼と夜食事後に各3錠服用しています。もともと朝・昼・夜の食事後に各2錠で1日合計6錠として効果を確認するとのことでしたが、3交替勤務で朝起きられずに朝食抜きの1日2食であることが多いため、前の主治医と相談して1日2回食後に3錠の1日合計6錠としました。1日のトータル量は変わっていません。

2.おなかの調子

普段は1日2~3回、多い時は5回以上排便がありますが、極端に下ったりすることはありません。ただし、お酒を飲みすぎた時はかなりの高確率で下ってしまいます。だからといって、腹痛はありません。

3.体調全般

体調はとても良いです。時々寝不足の日もありますが、食欲もあり、なんでも美味しく食べています。

ただ、最近は少し食べすぎかなと思うこともあります。

4.聞いておきたいこと

1年以上内視鏡検査をしていないので、次の検査をいつ頃するのか確認しておきたいと思います。

5.その他

UCについては、色々な方が書いているような酷い症状があるわけではなく、内視鏡で分かる程度で自覚症状もないため、正直聞いておきたいこともあまりないのが現状です。

アサコールが効いていて症状に変化がないだけかもしれませんが、現状では生活に大きな影響は出ていません。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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ストレスが病気に影響を与えると言われているので、考えてみました。

「ストレスが病気に影響を与える」と言う言葉を聞きますが、本当なんでしょうか?自分の病気について、ちょっと考えてみたいと思います。

ストレスってどんな時に感じるのか。

僕は技術系の仕事をしていますが、自分がどんな時にストレスを感じるのか整理してみました。

  • 期限のある仕事の締め切りが近づいているのに、終わる気配がない。
  • 転勤などで生活環境が変わるとき。
  • 予定している出張が近づいてきたとき。
  • 人に何かを頼まなければならないとき(特に会費の徴収などお金が絡むとき)。
  • 何かを催促するとき、されるとき。
  • 普通のことを言われても、気分によっては気になるとき。
  • 寝ている間も動いていた(周期性四肢運動障害の症状)と言われるとき。

とりあえず思いつくままに書き出してみたので、似たもの同士でグループ分けをしてみます。

ストレス原因をグループ分けしてみる。

グループ①自分が原因のもの

  • 期限のある仕事の締め切りが近づいているのに、終わる気配がない。

グループ②他人が原因のもの

  • 人に何かを頼まなければならないとき(特に会費の徴収などお金が絡むとき)。
  • 何かを催促するとき、されるとき。

グループ③環境が原因のもの

  • 転勤などで生活環境が変わる。
  • 予定している出張が近づいている。

グループ④自分が原因だけど、どうしようもないこと

  • 普通のことを言われても、気分によっては気になるとき。
  • 寝ている間も動いていた(周期性四肢運動障害の症状)と言われるとき。

ストレス原因のグループ別対処法

  • グループ①の場合は、自分の担当業務だけを見れば自分の能力や仕事の進め方が問題なので、仕事の進め方を改善すればストレスから解放される見込みが大きいと思われます。けれど、部下に指示した仕事の場合は報告待ちだったりするので、次のグループ②の範疇になってきます。
  • グループ②の場合は、仕事の上では中間管理職なので、部下や他の部署へ仕事を依頼しなければならない場面があります。僕は本来、人づきあいが苦手で一人でコツコツ作業するのが好きなので、相手があって急かされる仕事は自分のペースを乱されるのでストレスが溜まります。急かされるのと同じくらい人に頼んだり催促するのも苦手です。相手が仕事をたくさん抱えているのが分かればなおさらです。部下に仕事を割り振りしているのは僕なんです。こればっかりは、どうにもなりません。
  • グループ③もどうにもなりません。転勤族の宿命です。
  • グループ④は、自分の気の持ちようで変わってきます。同じことを言われても、何ともない日もあるんです。

ストレスのコントロールは難しい。

自分の努力で解決できるものもありますが、僕の場合は圧倒的に自分ではどうしようもないことが多いようです。特に出張が近づいてくるとか転勤とか、緊張が日を追って高まってくるとダメです。楽しいイベントが近づいてきても、前日には緊張で寝付けなかったり早く目が覚めてしまったりと、楽しいことも嫌なこともストレスという意味ではどちらも同じことなんです。気の持ちようでどうにかなるものもありますが、うまく気持ちをコントロールすることが苦手なんです。

ストレスは病気に影響を与えているのかもしれない。

そんな緊張感が高まっている時は、眠りが浅かったり薬を飲んでいても周期性四肢運動障害の症状が出るみたいです。トイレの回数も増えて、潰瘍性大腸炎にも影響が出ているのかもしれません。そういう意味で、ストレスが病気に与える影響は大きいと思います。ただ、会社をはじめとした集団生活を送る上で、ストレスと縁を切ることは難しいので上手に付き合うしかないのでしょう。ストレスのない生活に憧れます。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、この辺で。

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潰瘍性大腸炎の病院選び

病院看板

これを読んでいる方は、どうやって病院を選んでいますか?昔からのかかりつけだから、自宅から一番近いから、誰かに紹介されて、専門医がそこだけだから、などなど人によって色々だと思います。

そこで、今回は僕が今通っている病院に通うようになった経緯をお話しします。

まずは潰瘍性大腸炎で通っている消化器内科の話です。

依然もお話ししましたが、会社の健康診断で便鮮血が確認されたため精密検査を受けに行くことになりました。そこで、どこの病院で受けるかとなり、昔会社の先輩が大腸の腫瘍を取ったという病院があることを思い出し、そこで検査をしました。

病院は家から1時間くらいのところにあり、まずは検査の手続きと日程を決めて後日検査へ。当日は朝から病院で下剤を飲んで検査を受けました。検査結果は後日ということで後日受診したところ、検査をした医師とは違う医師(病院内では偉い方で潰瘍性大腸炎が専門とのこと)が検査結果の写真を見ながら「潰瘍性大腸炎の疑いがあるが現時点では確定できない。自分の一番見たい場所の写真が撮影されていない。もう一度再検査が必要。」と言っていました。

こちらは便潜血があって以前潰瘍性大腸炎の疑いがあると言われたことも事前に話した筈で、専門なら最初から自分で見たらいいのにと思いましたが、病名が分からないままにできないので更に再検査を受けました。

2度目の検査は、下剤を飲んでいる途中で具合が悪くなりながら受けましたが、結果として病名が確定せず。しかし、症状は似ているとのことで、潰瘍性大腸炎の薬「ペンタサ」(飲み薬)を処方されて通院し、様子を見ることになりました。

その2ヶ月後には薬が「サラゾピリン」という坐薬になり、最初に検査を受けてから1年たつまでに合計3回の検査を受けても病名が確定しませんでした。

その間、定期的に受診していましたが、大きい病院のわりに次回予約がないため、担当医のいる日に行っても2~3時間待ちは当たり前なので、身体も時間も負担が大きすぎると感じて、転院を考えました。転院と言っても当てがないため、会社の保健師さんに相談したところ、隣の支店付きの産業医を紹介されて受診しました。

産業医の先生は物腰柔らかで話しをよく聞いてくれましたが、専門外のため更に同じ市内の個人病院で潰瘍性大腸炎が専門の先生に紹介状を書いてもらって受診しました。その個人病院の先生は、治療はしているけれど検査や入院は対応していないとのことだったので、更に同じ市内の総合病院の先生を紹介してもらいました。

その後、この春転勤になるまで総合病院の先生にお世話になりました。割と若い先生でしたが検査も最初から自分で対応し話も分かりやすく病院自体も予約優先なので、患者さんは大勢いても1時間くらいで終わります。ちなみにこの病院で検査を受けた結果、すぐに潰瘍性大腸炎の診断が出ました。

同じ病気で4か所の病院をはしごしましたが、結果として良い先生にめぐり合えたので転院して良かったと思いました。この春からは今の勤務先の保健師さんに教えてもらった総合病院に通っています。主治医の先生は最初無愛想に感じましたが初診だったからのようで、通うたびにやわらかな物言いに変わってきたのでちょっと安心しています。

次回は「病院選び その2」です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、この辺で。

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潰瘍性大腸炎のはなし

大腸イラスト

今回も持病のはなしです。

周期性四肢運動障害と顎関節症のほかに「潰瘍性大腸炎」を持っています。

潰瘍性大腸炎は、文字通り大腸に炎症ができるのですが、原因は分かっていないため難病指定されています。

まず、最初の兆候が現れたのは35歳の時でした。

会社の健康診断で初めて検便した時に、潜血があったため精密検査を受けました。内視鏡検査でしたが、その時にポリープと憩室(腸にできる小さな凹み)があると言われポリープは小さかったため切除しました。その時の写真に小さく「潰瘍性大腸炎の疑い」と書いてありましたが、検査した医師から特に説明がないので気づかず、結果を会社に提出しても何も言われなかったので忘れていました。

その後しばらく潜血が出ませんでしたが、結婚の後に受けた健康診断で数年ぶりに潜血が出たので、もう一度再検査した所、潰瘍性大腸炎の疑いがあるという結果でした。この時検査を受けた病院には潰瘍性大腸炎が専門という先生がいて(実際に検査した先生は潰瘍性大腸炎が専門ではないようでした。)、確定するには他の類似する病気を除外して他に原因が見当たらなければ確定とのことでした。そのため、1年以上通院して検査を何度も受けたり薬を飲みましたが、確定に至りませんでした。

確定して申請すると「特定疾患受給者証」が発行されて、毎月の医療費の上限以上の費用がかからなくなります。僕の場合は自覚症状が特に無く、カメラでわかる程度でしたが、毎月の病院代や薬代がバカにならないため、違う病院で検査してもらった所、すぐに潰瘍性大腸炎との診断結果が出ました。

いろいろな方のブログで書かれているような症状はなく、食べ物を含めて普通の生活を送っていますが、トイレの回数は人より多いと思います。今は投薬治療中です。

今ある持病はこの三つですが、どれも一生の付き合いになるものなので、40代ですでに薬でお腹いっぱいになりそうな雰囲気です。

それでは、今日はこの辺で。

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