潰瘍性大腸炎の病院選び

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病院看板

これを読んでいる方は、どうやって病院を選んでいますか?昔からのかかりつけだから、自宅から一番近いから、誰かに紹介されて、専門医がそこだけだから、などなど人によって色々だと思います。

そこで、今回は僕が今通っている病院に通うようになった経緯をお話しします。

まずは潰瘍性大腸炎で通っている消化器内科の話です。

依然もお話ししましたが、会社の健康診断で便鮮血が確認されたため精密検査を受けに行くことになりました。そこで、どこの病院で受けるかとなり、昔会社の先輩が大腸の腫瘍を取ったという病院があることを思い出し、そこで検査をしました。

病院は家から1時間くらいのところにあり、まずは検査の手続きと日程を決めて後日検査へ。当日は朝から病院で下剤を飲んで検査を受けました。検査結果は後日ということで後日受診したところ、検査をした医師とは違う医師(病院内では偉い方で潰瘍性大腸炎が専門とのこと)が検査結果の写真を見ながら「潰瘍性大腸炎の疑いがあるが現時点では確定できない。自分の一番見たい場所の写真が撮影されていない。もう一度再検査が必要。」と言っていました。

こちらは便潜血があって以前潰瘍性大腸炎の疑いがあると言われたことも事前に話した筈で、専門なら最初から自分で見たらいいのにと思いましたが、病名が分からないままにできないので更に再検査を受けました。

2度目の検査は、下剤を飲んでいる途中で具合が悪くなりながら受けましたが、結果として病名が確定せず。しかし、症状は似ているとのことで、潰瘍性大腸炎の薬「ペンタサ」(飲み薬)を処方されて通院し、様子を見ることになりました。

その2ヶ月後には薬が「サラゾピリン」という坐薬になり、最初に検査を受けてから1年たつまでに合計3回の検査を受けても病名が確定しませんでした。

その間、定期的に受診していましたが、大きい病院のわりに次回予約がないため、担当医のいる日に行っても2~3時間待ちは当たり前なので、身体も時間も負担が大きすぎると感じて、転院を考えました。転院と言っても当てがないため、会社の保健師さんに相談したところ、隣の支店付きの産業医を紹介されて受診しました。

産業医の先生は物腰柔らかで話しをよく聞いてくれましたが、専門外のため更に同じ市内の個人病院で潰瘍性大腸炎が専門の先生に紹介状を書いてもらって受診しました。その個人病院の先生は、治療はしているけれど検査や入院は対応していないとのことだったので、更に同じ市内の総合病院の先生を紹介してもらいました。

その後、この春転勤になるまで総合病院の先生にお世話になりました。割と若い先生でしたが検査も最初から自分で対応し話も分かりやすく病院自体も予約優先なので、患者さんは大勢いても1時間くらいで終わります。ちなみにこの病院で検査を受けた結果、すぐに潰瘍性大腸炎の診断が出ました。

同じ病気で4か所の病院をはしごしましたが、結果として良い先生にめぐり合えたので転院して良かったと思いました。この春からは今の勤務先の保健師さんに教えてもらった総合病院に通っています。主治医の先生は最初無愛想に感じましたが初診だったからのようで、通うたびにやわらかな物言いに変わってきたのでちょっと安心しています。

次回は「病院選び その2」です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、この辺で。

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