周期性四肢運動障害の治療で使う薬はコチラ

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周期性四肢運動障害の薬

周期性四肢運動障害と診断されて処方された薬は「ビ・シフロール」と言う薬でした。今回は、このビ・シフロールと言う薬の特徴と僕の場合の服用状況をまとめていきます。

1.ビ・シフロールとは

僕の処方されているビ・シフロールと言う薬は、一般名を「プラミペキソール塩酸塩錠」と言う白色の錠剤です。

この薬は、もともとパーキンソン病の治療に使われている薬で、ドーパミン系の神経に働きかけ、手足の震え・こわばりを改善します。

パーキンソン病だけではなく、周期性四肢運動障害やむずむず脚症候群(レストレスレッグ症候群)にも効果があることから、これらの治療にも使われています。

1日の服用量の上限は6錠までになっています。

2.薬の作用

パーキンソン病も周期性四肢運動障害もドーパミン系の神経が弱っていると考えられているため、この薬で改善します。

ドーパミン系の神経に作用して、震えやこわばり・不随意運動が改善されるようです。

3.服用時の注意事項

薬の説明を読むと、副作用として突発的な睡眠や傾眠(うとうとしてすぐに眠ってしまう状態)が現れることがあるので、車の運転や機械操作は控えた方が良いようです。

4.僕の服用状況と効果

僕の場合は、1日2錠を就寝時に服用で30日分処方されています。

周期性四肢運動障害の診断結果が出た当初は1日1錠でしたが、1年経過した頃から効果が少なくなったため、現在の1日2錠になりました。

けれど、ここ数ヶ月夜勤に備えて仮眠を取っていると、自分の脚の動きで目が覚めたり、脚の置き場のないような感覚になるむずむず脚症候群が出たりするので、今は仮眠前に1錠飲んで対応しています。

仮眠を取る日は、通常の就寝前に飲む2錠は取らないので、1か月の服用量は若干減っています。

今の1日2錠と仮眠時1錠にしてからの効果ですが、隣で寝ている奥さんが振動で目覚めないようなので、絶大な効果があると思います。

ただし、休日など長時間眠る時は、途中で薬の効果が切れて、目覚める少し前に動いていることもあるようです。

僕の場合、副作用は特になく突発的な睡眠や傾眠はほとんどのないと思います。たまに眠いと思っても、普通の人が感じる程度で、我慢できない眠気はありません。

5.薬を飲まないと、どうなるのか?

就寝前に薬を飲み忘れてしまったり、昼間うたた寝をしている時は、ほとんどの場合脚が動いたり、むずむず脚症候群の症状が出たりしています。

特に就寝前の薬を飲み忘れると、かなり激しく脚が動いているようです。

以前は右脚だけが動いていましたが、今は両脚が走ったり蹴ったりするような動作を激しくしているようです。詳しくはこちらをお読み下さい。

私見ですが、薬を飲んでいない時の症状の出方は、日中の仮眠の時よりも夜眠りについた時の方が大きく感じます。

昼間の仮眠時はむずむず脚症候群の症状が大きく、夜の睡眠時は周期性四肢運動障害の症状が大きく出ているようです。

6.まとめ

周期性四肢運動障害の薬ビ・シフロールについてまとめると、

  • もともとパーキンソン病の治療に使われていたドーパミン系の神経に作用する薬
  • ドーパミン系の神経に作用することから、むずむず脚症候群や周期性四肢運動障害にも効果が認められた。
  • 副作用として突発的な睡眠や傾眠が見られる。
  • 1日の服用量の上限は6錠。
  • 僕の場合は1日2錠、夜勤前後の仮眠時に1錠服用量で症状も出ず、目立った副作用もなし。
  • 服用を忘れると、症状が再発する。

今回の話が皆さんのお役に立てば幸いです。

それでは今日は、この辺で。

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