周期性四肢運動障害の治療法とその状況

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今回は検査入院後から始まった治療の状況を少し詳しくお伝えします。

  1. ビ・シフロールの処方
  2. ビ・シフロールの服用方法と効果
  3. 転院後の状況

1.ビ・シフロールの処方

前回の入院検査で周期性四肢運動障害と診断され、治療が始まりました。僕の場合は「ビ・シフロール」と言う薬を処方されました。これは神経に作用する薬です。

いろいろな方のブログやホームページでも書かれていますが、睡眠中に手足が勝手に動く原因は、寝ている間に本来は出ない神経伝達物質が不規則に分泌された影響で体が動くと考えられているようです。なので、その伝達物質を抑えるような薬を処方されました。

この薬はもともと「てんかん」や「パーキンソン病」の治療薬ですが、周期性四肢運動障害にも効果があるということで使われています。

2.ビ・シフロールの服用方法と効果

まず最初は薬の効果を確認するために、1日1錠就寝前の服用となりました。服用しての感想は、正直何か変わったという実感はありませんでしたが、妻からは「全然動いていなかった」と言われたので、確かに効果があるようです。

ただ、睡眠中の途中覚醒が以前と変わらずあるのは別の原因があるのかなと思います。その後も1日1錠を継続して1年を過ぎた頃、たまに足が動いていると言われるようになり、定期受診時に主治医の先生に相談してみました。

その結果、1日1錠を1日2錠にして様子をみることになりました。

3.転院後の状況

去年(2015年)の春に転勤のため転院することになりました。転勤先には周期性四肢運動障害の専門医はいないので、主治医の先生から信頼できる医師を紹介してもらい、月に1回通院するようになりました。

転院前に1日2錠に増量して様子を見ていましたが、すぐに動きが収まったので1日2錠を続けていました。

ところが去年(2015年)の11月頃から昼間に仮眠を取っていると足が動くようになりました。仕事柄、夜勤のため昼間の仮眠が必要ですが、仮眠中にそれまでなかった足の動く感覚が自分で分かるようになりました。

新しい主治医の先生に相談すると、「最大6錠まで使えるので、うまく調整して」と言われました。そうは言っても、自分の判断だけで増やすのもどうかと思い、何度か先生と相談して仮眠前に1錠服用することにしました。

年末から夜勤以外の日は1日2錠、夜勤の時は通常服用分のほかに仮眠前+1錠としましたが、仮眠から起きた時のスッキリ感が全然違います。当面はこの服用パターンで様子を見ていこうと思います。

4.まとめ

これまでの治療をまとめると、

  • 現在使用している治療薬は「ビ・シフロール」。
  • ビ・シフロールは神経に作用し、睡眠中の神経伝達物質の分泌をおさえる。
  • ビ・シフロールは、もともと「てんかん」や「パーキンソン病」の治療薬だった。
  • 服用の上限は1日6錠まで。
  • 僕の服用状況は、就寝前に1錠を1年位継続して効果が薄れて、就寝前に2錠とした。最近は夜勤前の仮眠時に更に1錠服用して良い状態が続いている。

こんな感じで薬の効果を感じながら、日々の快適な睡眠を確保しています。

とりあえず、今日はこの辺で。

次回は「周期性四肢運動障害の初回受診までのいろいろ」の予定です。

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